研究内容の紹介

スローガン “No Concept, No Success!”?

研究はコンセプトをもって、それに対して信じて進んでいくことが大切である。

1 理学療法評価および治療法に関する神経生理学的・生体力学的研究

1)
脳血管障害片麻痺患者にみられる痙縮や連合反応について、筋電図を用いた理学療法評価と新しい治療法の開発に関する研究を行っています。

2)
膝関節への理学療法にともなう神経生理学的メカニズムをH波で検討しています。この研究は、膝関節疾患の新しい理学療法の開発に関与することを目的にしています。

3)
スポーツ動作の生体力学的解明を目的に三次元動作解析を用いて研究しています。特に、アンダースローのピッチング動作を中心に研究をおこなっています。アンダースローの動作解析をすることで効率の良いピッチング動作について開発していきます。

2 理学療法と鍼灸医学の考えを組み合わせた新しい治療法の開発と
  その効果に関する神経生理学的研究

鍼灸医学の概念を理学療法に取り入れた経穴刺激理学療法を開発し、筋電図を用いて効果検討を行っています。この治療方法は、神経疾患だけでなく、様々な疾患に応用できる可能性があると考えています。
痙性斜頸、書痙などのジストニア患者に対して、理学療法の概念を取り入れた独自の方法による鍼治療を展開して効果をあげています。

3 運動学習、運動イメージに関する神経生理学的研究

運動学習、運動イメージにおける神経機能を筋電図解析、三次元動作解析で多角的に検討しています。この結果は運動器疾患・神経疾患の新しい理学療法の確立に寄与すると考えております。

1)
運動学習研究では、言語的KRが運動学習に与える影響を検討しています。また、音刺激での反応時間の研究からも運動学習にともなう神経生理学的な影響を検討しております。

2)
運動イメージ研究では、筋収縮が脊髄神経機能をF波にて検討しております。また、下肢の動作イメージが上肢脊髄神経機能に与える影響をF波にて検討しています。

4 神経疾患に対する鍼治療効果に関する基礎および臨床研究

神経病研究センターとの協力により、以下の研究をおこなっている。

1)
鍼刺激の神経生理学的機序に関する筋電図学的研究

2)
ジストニア患者の鍼治療効果に関する神経生理学的・神経心理学的研究

3)
ジストニア患者の東洋医学的弁証を用いた東洋医学的評価と新しい鍼治療の開発に関する研究

4)
遠隔部経穴への鍼刺激の効果に関する理学療法学的研究

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